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War Bride

WAR BRIDE

Introduction

戦後80年。戦争を乗り越えて生まれた「真実の愛」の物語を舞台化!
今最も旬な「劇団チョコレートケーキ」の日澤雄介と古川健が挑む“戦争花嫁”とは

原案となった「War Bride 91歳の戦争花嫁」は、2022年12月にTBSで放映され、翌年3月から始まったTBSドキュメンタリー映画祭で上映され、今年6月にフランス・パリで行われる日本のドキュメンタリー映画祭【un petit air du japon 2025】にも出品が決定した作品です。

“War Bride(戦争花嫁)”とは、第二次世界大戦後、連合国軍占領下の日本に駐留していた兵士と結婚して兵士の国へ渡った日本人女性のことを指し、アメリカへ渡った戦争花嫁の数は約4万5千人いたといわれています。戦争で凄惨な現実を目の当たりにした女性たちは、新たな人生を求めて自らの意思でパートナーを決めアメリカへ渡ったにもかかわらず、当時の報道の影響で娼婦・売春といった誤解と偏見を世間に植え付けられ、差別を受けていました。

監督を務めたのは、『下町ロケット』や『半沢直樹』などTBSで数々のヒット作を生み出してきたドラマプロデューサーである川嶋龍太郎。アメリカ・オハイオに住む自身の叔母【桂子・ハーン】が「今でも戦争を憎んでいる」と言いながらも、なぜ“戦争花嫁”として敵国軍人と結婚し、敵国であるアメリカへ移住することを決断したのかということに興味を持ち、紐解くうちにその生き様に心揺さぶられドキュメンタリー作品を制作することを決めました。

桂子とハーンの結婚式
Photo by Kazuyasu Yamada

【桂子】は、戦争で親族や友人を亡くし戦争を憎むも、日本に駐留していた軍人【フランク・ハーン】と恋に落ち、20歳の時に日本で結婚し渡米しました。モダンな両親はこの幸せな結婚を素直に受け入れ、フランクの家族にも温かく迎え入れられるも、現地ではやはり人種差別を受け、悔しい思いも苦い経験も味わってきました。そんな桂子を支えたのは、フランクとの真実の愛と絆。家族との生活を大切にする傍ら、“日本人の精神を持つ日本を愛するアメリカ人”として、日米の架け橋となるべく生け花や習字、日本庭園など日本文化を広めることにも尽力したのです。フランクの愛に包まれた困難と喜びの日々を記憶しながら、桂子は今もなお歩み続けています。

この桂子とフランクの運命の物語を、戦後80年となる今年の夏、「劇団チョコレートケーキ」主宰・演出の日澤雄介と、同劇団の脚本家・古川健の強力タッグで舞台化いたします。日澤と古川は、戦争やかつて実際に起きた事件など社会的な事象をモチーフに、骨太な人間ドラマを作り続けています。2022年には<日本の戦争>に焦点を当てた5作品と新作を加えて6作品の連作『生き残った子孫たちへ 戦争六篇』を上演し、高い評価を得て第30回読売演劇大賞・大賞を受賞するなど、史実をもとにした物語作りに定評を持ち、国内にとどまらず海外からも大きな注目を集めています。

戦争の中にあった「真実の愛」の物語を次世代へ伝えるべく、本作に二人がどのように取り組むのか、高い期待が寄せられます。

桂子と奈緒

奈緒とウエンツ瑛士が、戦後激動の時代に困難と喜びの日々を共にした夫婦に初共演で挑む
共演に高野洸、占部房子、山口馬木也ら演技派が結集

この激動の時代を生き、今なおアメリカで生活をしている桂子を演じるのは、柔らかな雰囲気の中に持つ芯の強さで圧倒的な存在感を放つ奈緒

今年1月にオハイオ州ライマへ渡米し、桂子本人に対面。桂子のこれまでの人生を直に聞き、一緒にフランク、そして家族との思い出の場所を訪れました。桂子は奈緒に「私は今、94歳。ここまで長く生きているのはアメリカと日本の架け橋となって、両国の良さを伝えていくことが私に与えられた使命だからかもしれない」と語りました。奈緒は、今回の訪問で桂子が多くの人に支えられ、愛されてきたことを実感し、このたくさんの愛と桂子の想いを胸に本作に挑みます。

桂子と奈緒
奈緒
Photo by Ken Yamada

そして、運命に導かれ桂子と出会う米兵・フランクを演じるのは、本作で奈緒と初共演となるウエンツ瑛士。2018年から約1年半のイギリス留学で演技力を磨き、帰国後は精力的に舞台作品に出演するウエンツ瑛士が、戦争を乗り越えて力強く生きた真実の愛の証を現代に伝えます。

共演は、桂子とフランクを取材する若きジャーナリストに、23年の舞台『キングダム』で主演を務め、24年はドラマに多数出演するなど近年活躍目覚ましい高野洸、桂子の人生を後押しする両親に、舞台を中心に映像でも活躍する占部房子と、話題の大ヒットロングラン上演中の映画『侍タイムスリッパー』主演で映画賞を総なめにしている山口馬木也。さらに、幼少より芸能活動を開始しドラマ・映画と映像作品に多数出演する若手実力派・川島鈴遥、現在ロングラン公演中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でハリーの息子役を好演している渡邉蒼、モデルとして絶大な人気を誇る福山絢水、劇団「柿喰う客」に所属し映像作品でも活躍する牧田哲也、「劇団チョコレートケーキ」に所属し日澤・古川の信頼の厚い岡本篤と、高い演技力を誇る俳優が一堂に会します。

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CAST&STAFF

奈緒 ウエンツ瑛士 高野洸 川島鈴遥 渡邉蒼 福山絢水 牧田哲也 岡本篤 
	占部房子 山口馬木也
ウエンツ瑛士
ウエンツ瑛士
COMMENT&PROFILE
高野洸
高野洸
COMMENT&PROFILE
川島鈴遥
川島鈴遥
渡邉蒼
渡邉蒼
福山絢水
福山絢水
牧田哲也
牧田哲也
岡本篤
岡本篤
占部房子
占部房子
COMMENT&PROFILE
山口馬木也
山口馬木也
COMMENT&PROFILE

SCHEDULE&TICKET

料金
指定 11,000円
U-25 5,500円
車椅子席 11,000円
(全席指定・税込・未就学児入場不可)
※U-25・車椅子席はTBSチケットのみのお取り扱い
▼5月30日(金)am10:00~ チケット発売
お問合せ
TBSチケット
[お問合せフォーム]
料金
11,000円
(全席指定・税込)
お問合せ
芸術文化センターチケットオフィス
☎0798-68-0255
(10:00~17:00/月曜休※祝日の場合は翌日)
料金
S席 11,000円
A席 7,000円
U-25 5,500円
(全席指定・税込)
お問合せ
キョードー西日本
☎0570-09-2424
(11:00~15:00/日曜・祝日休)